なぜ「設定4です」ではなく「設定4の可能性」なのか
この記事の要点
- ジャグラーの設定は、1回のボーナス(おはペカなど)では分からない。BB・REG・ぶどうの回数が積み上がるほど確信が強くなる
- マイジャグラー5で設定6どおりに出ていても、6,000回転での「設定6」の確信度は46.6%
- だから「設定◯です」ではなく「設定◯の可能性」としか言えない
朝イチの1回転でボーナスが揃う、いわゆる「おはペカ」。あれを見て「今日は高設定っぽい」と 思ったことがある人は多いはずです。結論から言うと、1回のボーナスだけでは何も分かりません。 では何回あれば分かるのか。そこにはコイン投げと同じ考え方があります。
コインを3回投げて、全部表が出たら
普通のコインを3回投げて、3回とも表が出たとします。 「このコイン、歪んでいるのでは」と思うでしょうか。
普通のコインでも、3回連続で表が出る確率は1/8(12.5%)あります。 サイコロで同じ目が2回続くのとそう変わらない頻度です。 3回という回数は、歪みを疑うには少なすぎます。
おはペカも同じです。設定1でも、100回転以内に約45%の確率でボーナスが来ます (機種によって数字は変わりますが、どの機種でもおおむね同じ傾向です)。 1回のボーナスは、コインを1回投げて表が出たのと同じくらい弱い証拠です。
じゃあ、何回あれば分かるのか
コインを100回投げて80回表が出たら、さすがに歪みを疑います。 回数が増えるほど、偶然では片付けにくくなる。これがベイズ推定の考え方です。
難しい名前がついていますが、やっていることは単純です。 「設定1だとしたら、この結果はどれくらい起きやすいか」を設定1〜6それぞれで計算し、 一番説明がつく設定に、より高い確信を割り振っていくだけです。 証拠(BB・REG・ぶどうの回数)が増えるほど、この確信は強くなっていきます。
実際に計算してみる
マイジャグラー5で、実際に設定6の理論値どおりの結果が出た場合を考えます。 アプリの判定エンジンにそのまま数字を通すと、こうなります。
| G数 | BB | REG | 設定4以上の確率 | 一番有力な設定 |
|---|---|---|---|---|
| 1,000G | 4回 | 4回 | 58.7% | 設定5(確信度19.9%) |
| 3,000G | 13回 | 13回 | 81.2% | 設定6(確信度33.7%) |
| 6,000G | 26回 | 26回 | 93.9% | 設定6(確信度46.6%) |
マイジャグラー5・設定6の理論値どおりに出た場合の計算例(ぶどうも理論値で計算に含む)。
1,000Gの時点では、まだ設定5が一番有力という判定です。 設定6の結果が出ていても、G数が少ないうちは他の設定と見分けがつきません。 6,000Gまで回すと「設定4以上」の確率は93.9%まで上がりますが、 「具体的に設定6である」という確信度は46.6%にとどまります。
だから、「可能性」としか言えません
6,000Gという、決して少なくない量を打っても確信度は46.6%です。 つまり半分以上の確率で、まだ他の設定の可能性が残っているということです。 これが、GoGo Judgment が「設定6です」ではなく「設定6の可能性」としか言わない理由です。
控えめに言っているのではなく、計算上、本当にそうとしか言えないというだけです。 言い切ってしまうアプリがあるとしたら、それは自信があるのではなく、 不確かさを隠しているだけかもしれません。
まとめ
- 1回のボーナスは、コインを1回投げて表が出たのと同じくらい弱い証拠
- 証拠(BB・REG・ぶどうの回数)が増えるほど、確信は強くなっていく
- ただしマイジャグラー5で設定6どおりの結果でも、6,000Gの確信度は46.6%
- 「高設定かどうか」と「具体的に何番か」は別の質問で、答えられる確からしさが違う
- だから「設定◯です」ではなく「設定◯の可能性」としか言えない
証拠を積み重ねた判定を、その場で見られます
GoGo Judgment は、G数・BB・REG・ぶどうから、この計算をその場で行います。 「設定4の可能性」といった表現も、根拠のリストも、実際にこの考え方で出しています。
本記事および本アプリが表示する内容は、過去の傾向にもとづく統計的な分析結果です。実際の設定を保証するものではありません。 分析結果をもとにした遊技の結果について、当サービスは責任を負いません。
計算に使用した理論値は、ケンさんのシミュレーター で公開されている「6号機ジャグラー確率&出玉率一覧」を参考にしています。